3年ぶりに開催「さっぽろ雪まつり」を楽しむために知っておきたいこと!
「さっぽろ雪まつり」起源
「さっぽろ雪まつり」は1950年に地元の中高生が6つの雪像を大通公園に設置したことからスタートしました。
年々規模も拡大し、1955年には自衛隊も参加して雪像づくりの挑戦がはじまりました。
1959年には雪像制作に2500人を動員し、制作風景がテレビ、新聞でも紹介され、観光客が増えてきます。
1972年に札幌で開催された「冬季オリンピック」をきっかけに、「さっぽろ雪まつり」は世界でも多く知られるようになりました。
今でも年々規模も拡大し、今年は第73回を迎えることになります。

大雪像ができるまで
自衛隊の参加により、年々迫力のある大雪像はどのようにできるのか?
1.札幌市近郊の採雪地で綺麗な雪をダンプで運びます
2.会場まで運び、大雪像に必要な雪は約600台分
3.足場を組み上げ、重機で雪を積み上げます
4.積み上げが終わると、雪を安定させるため寝かせます
5.寝かせ終わると、自衛隊が手作業で粗削り・細部まで彫刻をします
6.大雪像の形ができるとさらに細部まで装飾やパーツを付けて仕上げていきます
「さっぽろ雪まつり」会場は
「さっぽろ雪まつり」の会場は例年3つのエリアがあります。
〇大雪像が立ち並ぶ「大通会場」
自衛隊が制作する大雪像から、市民ボランティアによる大小さまざまな雪像、夜にはライトアップされさらに迫力が増します。
〇氷の彫刻を楽しむ「すすきの会場」
札幌を代表する歓楽街すすきの会場では、芸術的な氷の彫刻が楽しめます。
氷像と触れ合ったり、幻想的なイルミネーションロードなど堪能できます。
大人も子供も雪で遊べる「つどーむ会場」※2023年の開催は見送られることになりました
例年雪の滑り台やスノーライフといったアトラクションが設置され、大人も子供も楽しめる雪の遊園地となる会場です。
2023年「さっぽろ雪まつり」開催日時
開催期間
2023年2月4日(土)~2月11日(土)
開催時間
何時でも(ライトアップは日没から22:00まで)
2023年2月4日~11日の日没予想時間は「16:50~16:59」のため、ライトアップは日没の30前くらいになるのではないでしょうか?

「さっぽろ雪まつり」混雑を避けて楽しむには?
雪まつり期間中に混雑するのはやはり週末になるでしょう。
2018年の第69回「さっぽろ雪まつり」では世界からも多くの観光客の来場があり、2,543,000人も来場されたとされています。
したがって混雑を避けて楽しむには平日の午前中がいいでしょう。
夜のライトアップされた雪まつりを楽しむのは日没以降になるので、夕方から来場し、夜の幻想的な雪まつりを楽しむのもおススメです。
「さっぽろ雪まつり」最終日の翌日も目が離せない
毎年「さっぽろ雪まつり」の終了した翌日には大雪像も解体されます。
理由は倒壊し、通行人などへの危険がないようにです。
そのため昨今では解体ショーを見学する方も多く、「さっぽろ雪まつり」を楽しむには必見のコースとも言えるでしょう。
解体作業は朝早くから行われることが多く、自衛隊の皆さんが大雪像をお酒でお清めし、大雪像に一礼をし重機で解体します。
昼の大雪像、夜のライトアップされた大雪像、そして解体されていく大雪像。
「さっぽろ雪まつり」を楽しむにはどれも必見です!
2月の札幌は寒い!防寒対策はご注意を!
2月の札幌市は日中でも氷点下を下回ることが多いです。
そのため氷点下の寒さに慣れていない観光客の方はインナー、セーターはもちろんダウンジャケットやコートなど重ね着が必須となります。
また厚手の手袋や、靴下はもちろん、マフラーや耳当て、また使い捨てカイロなどがないと大変です。
夜の地面はアイスバーンになることも多く、慣れない方には歩くのも大変です。
両ポケットに手を入れたままだと、滑って転んだ時に怪我をしてしまうので、厚手の手袋をし、手は出して歩きましょう!
おすすめの宿泊先
「さっぽろ雪まつり」のアクセスを考えると近くのホテルはとても便利です。
またライトアップされた「さっぽろ雪まつり」会場をホテルから一望するのもおすすめです。
「さっぽろ雪まつり」まとめ
やはり「さっぽろ雪まつり」の大雪像の迫力は、写真で見るより実際に体験するのがおススメです。
氷点下の寒さも、大雪像の迫力もセットで楽しんでこそ「さっぽろ雪まつり」だと思います。
ぜひ一度体験してみてください。
北海道が、札幌が好きになるはずです!